PMI(購買担当者景気指数)
Purchasing Managers Index
企業担当者への調査で、景況の変化を捉える指数。
企業の現場から集めた「先月との違い」を、早く読める数字にしたものです。
数字そのものだけでなく、市場予想との差に目を向けましょう。
一言でいうと
企業担当者への調査で、景況の変化を捉える指数。
もう少し詳しく
生産、受注、雇用などの改善・悪化の回答を集計する指標の総称。S&P GlobalやISMなど、提供者や国・業種によって対象や構成が異なる。
企業の現場から集めた「先月との違い」を、早く読める数字にしたものです。
なぜ市場が見る?
購買担当者の回答が改善という変化は、企業活動の広がりを把握、成長の先行きを推測、金利・株価の期待へという経路で市場の判断につながります。発表された水準だけでなく、事前の期待から何が変わったかを読むために重要です。
市場への伝わり方
一般的な経路の例- 1購買担当者の回答が改善
- 2企業活動の広がりを把握
- 3成長の先行きを推測
- 4金利・株価の期待へ
でも、必ずそうなるわけではありません。
PMIという名前だけで、別会社・別国の調査を同じものと考えません。
事前予想、前回値と改定、織り込み、中央銀行の方針、他国との金利差を合わせて確認します。
上がったら? 下がったら?
政策や指標の水準が、事前の期待に比べて変化した場合の一般的な見方。
将来の政策金利見通しが上がる場合、短期金利に上昇圧力。
他国の金利が変わらなければ、金利差からドルを支えやすい。
需要の強さは企業利益の支え。一方、金利上昇は株価評価の重荷になるため両方を点検。
実質金利が上がる場合、金利を生まない金には下押し圧力。
利回りが上がると、既存の固定利付債の価格は下がりやすい。
それぞれの市場への影響
FX・為替
他国の金利が変わらなければ、金利差からドルを支えやすい。
債券
利回りが上がると、既存の固定利付債の価格は下がりやすい。
株式
需要の強さは企業利益の支え。一方、金利上昇は株価評価の重荷になるため両方を点検。
ゴールド
実質金利が上がる場合、金利を生まない金には下押し圧力。
ニュースでこう出る
架空のニュース例「速報PMI、製造業とサービス業で明暗」
よくある勘違い
PMIという名前だけで、別会社・別国の調査を同じものと考えません。
一般的な波及経路は予測の確約ではありません。市場予想、織り込み、他国の動きによって反応は変わります。
読み解くときの注目ポイント
- 提供者
- 速報と確報
- 業種
- 構成項目
一次情報を確かめる
S&P Global|PMIについて定義と仕組みを学ぶための資料です。現在の金利・統計値はアプリ内に固定していません。