PPI(生産者物価指数)
Producer Price Index
生産者が受け取る販売価格の変化を測る指標。
お店のレジの前に、つくる側・売る側の値段がどう変わったかを見ます。
数字そのものだけでなく、市場予想との差に目を向けましょう。
一言でいうと
生産者が受け取る販売価格の変化を測る指標。
もう少し詳しく
米国の国内生産者が財・サービスの販売で受け取る価格を測る。最終需要と中間需要などがあり、消費者が払う価格とは対象が異なる。
お店のレジの前に、つくる側・売る側の値段がどう変わったかを見ます。
なぜ市場が見る?
生産者の販売価格が上昇という変化は、企業のコストや利幅に影響、消費者価格への転嫁を点検、物価見通しに波及という経路で市場の判断につながります。発表された水準だけでなく、事前の期待から何が変わったかを読むために重要です。
市場への伝わり方
一般的な経路の例- 1生産者の販売価格が上昇
- 2企業のコストや利幅に影響
- 3消費者価格への転嫁を点検
- 4物価見通しに波及
でも、必ずそうなるわけではありません。
PPIが上がった分が、そのままCPIへ転嫁されるとは限りません。
事前予想、前回値と改定、織り込み、中央銀行の方針、他国との金利差を合わせて確認します。
上がったら? 下がったら?
政策や指標の水準が、事前の期待に比べて変化した場合の一般的な見方。
将来の政策金利見通しが上がる場合、短期金利に上昇圧力。
他国の金利が変わらなければ、金利差からドルを支えやすい。
割引率や調達コストの上昇が重荷。ただし利益成長が支える場合も。
実質金利が上がる場合、金利を生まない金には下押し圧力。
利回りが上がると、既存の固定利付債の価格は下がりやすい。
それぞれの市場への影響
FX・為替
他国の金利が変わらなければ、金利差からドルを支えやすい。
債券
利回りが上がると、既存の固定利付債の価格は下がりやすい。
株式
割引率や調達コストの上昇が重荷。ただし利益成長が支える場合も。
ゴールド
実質金利が上がる場合、金利を生まない金には下押し圧力。
ニュースでこう出る
架空のニュース例「生産者物価が上昇、価格転嫁の動向に注目」
よくある勘違い
PPIが上がった分が、そのままCPIへ転嫁されるとは限りません。
一般的な波及経路は予測の確約ではありません。市場予想、織り込み、他国の動きによって反応は変わります。
読み解くときの注目ポイント
- 財とサービス
- 価格転嫁
- PCE関連項目
この統計について
BLS(米労働統計局) · 月次
発表日や方法は変更される場合があります。正確な日程は公表機関で確認してください。
一次情報を確かめる
BLS|生産者物価指数のFAQ定義と仕組みを学ぶための資料です。現在の金利・統計値はアプリ内に固定していません。