ディスインフレ
Disinflation
物価の上昇スピードが遅くなること。
値段はまだ上がっていても、「上がり方がゆっくりになった」ということです。
数字そのものだけでなく、市場予想との差に目を向けましょう。
一言でいうと
物価の上昇スピードが遅くなること。
もう少し詳しく
インフレ率が低下する現象。上昇率がプラスなら物価水準は引き続き上がる。物価水準そのものが下がるデフレとは異なる。
値段はまだ上がっていても、「上がり方がゆっくりになった」ということです。
なぜ市場が見る?
供給改善や需要の落ち着きという変化は、インフレ率が鈍化、引き締めの必要性を再評価、利下げ期待を支える場合という経路で市場の判断につながります。発表された水準だけでなく、事前の期待から何が変わったかを読むために重要です。
市場への伝わり方
一般的な経路の例- 1供給改善や需要の落ち着き
- 2インフレ率が鈍化
- 3引き締めの必要性を再評価
- 4利下げ期待を支える場合
でも、必ずそうなるわけではありません。
インフレ率の低下は、昔の安い値段に戻ったという意味ではありません。
事前予想、前回値と改定、織り込み、中央銀行の方針、他国との金利差を合わせて確認します。
上がったら? 下がったら?
政策や指標の水準が、事前の期待に比べて変化した場合の一般的な見方。
金融緩和期待が強まれば、短期金利に低下圧力。
他国との金利差が縮む場合、ドルの金利面の魅力は弱まりやすい。
割引率低下は支え。ただし景気や利益の悪化が上回る場合も。
実質金利が下がる場合、金利を生まない金を支えやすい。
利回りが下がると、既存の固定利付債の価格は上がりやすい。
それぞれの市場への影響
FX・為替
他国との金利差が縮む場合、ドルの金利面の魅力は弱まりやすい。
債券
利回りが下がると、既存の固定利付債の価格は上がりやすい。
株式
割引率低下は支え。ただし景気や利益の悪化が上回る場合も。
ゴールド
実質金利が下がる場合、金利を生まない金を支えやすい。
ニュースでこう出る
架空のニュース例「ディスインフレが進む一方、物価水準は高止まり」
よくある勘違い
インフレ率の低下は、昔の安い値段に戻ったという意味ではありません。
一般的な波及経路は予測の確約ではありません。市場予想、織り込み、他国の動きによって反応は変わります。
読み解くときの注目ポイント
- 上昇率と水準
- コア指標
- 鈍化の持続性
一次情報を確かめる
BLS|CPIの定義と読み方定義と仕組みを学ぶための資料です。現在の金利・統計値はアプリ内に固定していません。