非農業部門雇用者数(NFP)
Nonfarm Payrolls
農業以外の事業所で働く雇用者の数。
会社などの「給料を支払う仕事の数」が、前月よりどれくらい増減したかを見ます。
数字そのものだけでなく、市場予想との差に目を向けましょう。
一言でいうと
農業以外の事業所で働く雇用者の数。
もう少し詳しく
米国の事業所調査に基づく給与支払対象の雇用数。月次の増減が注目され、政府部門も含む。自営業者などは含まず、複数の仕事はそれぞれ数える。
会社などの「給料を支払う仕事の数」が、前月よりどれくらい増減したかを見ます。
なぜ市場が見る?
NFPが予想より大きく増加という変化は、労働需要の強さを示唆、需要の持続性を評価、利下げ期待が後退する場合という経路で市場の判断につながります。発表された水準だけでなく、事前の期待から何が変わったかを読むために重要です。
市場への伝わり方
一般的な経路の例- 1NFPが予想より大きく増加
- 2労働需要の強さを示唆
- 3需要の持続性を評価
- 4利下げ期待が後退する場合
でも、必ずそうなるわけではありません。
NFPは働いている人を一人一票で数える家計調査とは異なります。速報値も改定されます。
事前予想、前回値と改定、織り込み、中央銀行の方針、他国との金利差を合わせて確認します。
上がったら? 下がったら?
政策や指標の水準が、事前の期待に比べて変化した場合の一般的な見方。
将来の政策金利見通しが上がる場合、短期金利に上昇圧力。
他国の金利が変わらなければ、金利差からドルを支えやすい。
需要の強さは企業利益の支え。一方、金利上昇は株価評価の重荷になるため両方を点検。
実質金利が上がる場合、金利を生まない金には下押し圧力。
利回りが上がると、既存の固定利付債の価格は下がりやすい。
それぞれの市場への影響
FX・為替
他国の金利が変わらなければ、金利差からドルを支えやすい。
債券
利回りが上がると、既存の固定利付債の価格は下がりやすい。
株式
需要の強さは企業利益の支え。一方、金利上昇は株価評価の重荷になるため両方を点検。
ゴールド
実質金利が上がる場合、金利を生まない金には下押し圧力。
ニュースでこう出る
架空のニュース例「NFPは予想超えも、増加が一部業種に集中」
よくある勘違い
NFPは働いている人を一人一票で数える家計調査とは異なります。速報値も改定されます。
一般的な波及経路は予測の確約ではありません。市場予想、織り込み、他国の動きによって反応は変わります。
読み解くときの注目ポイント
- 市場予想
- 改定値
- 業種の広がり
- 労働時間
この統計について
BLS(米労働統計局) · 月次
発表日や方法は変更される場合があります。正確な日程は公表機関で確認してください。
一次情報を確かめる
BLS|Employment Situation定義と仕組みを学ぶための資料です。現在の金利・統計値はアプリ内に固定していません。