失業率
Unemployment Rate
労働力人口に占める失業者の割合。
仕事をしている人と探している人のうち、まだ見つかっていない人の割合です。
数字そのものだけでなく、市場予想との差に目を向けましょう。
一言でいうと
労働力人口に占める失業者の割合。
もう少し詳しく
米国では、仕事がなく、就業可能で、原則として直近4週間に積極的に仕事を探した人などを失業者とする。分母は就業者と失業者を合計した労働力人口。
仕事をしている人と探している人のうち、まだ見つかっていない人の割合です。
なぜ市場が見る?
失業率が予想以上に上昇という変化は、労働市場の緩みを点検、雇用への下振れリスクを評価、利下げ期待が高まる場合という経路で市場の判断につながります。発表された水準だけでなく、事前の期待から何が変わったかを読むために重要です。
市場への伝わり方
一般的な経路の例- 1失業率が予想以上に上昇
- 2労働市場の緩みを点検
- 3雇用への下振れリスクを評価
- 4利下げ期待が高まる場合
でも、必ずそうなるわけではありません。
求職をやめた人が増えると、雇用が改善しなくても失業率が下がることがあります。
事前予想、前回値と改定、織り込み、中央銀行の方針、他国との金利差を合わせて確認します。
上がったら? 下がったら?
政策や指標の水準が、事前の期待に比べて変化した場合の一般的な見方。
金融緩和期待が強まれば、短期金利に低下圧力。
他国との金利差が縮む場合、ドルの金利面の魅力は弱まりやすい。
割引率低下は支え。ただし景気や利益の悪化が上回る場合も。
実質金利が下がる場合、金利を生まない金を支えやすい。
利回りが下がると、既存の固定利付債の価格は上がりやすい。
それぞれの市場への影響
FX・為替
他国との金利差が縮む場合、ドルの金利面の魅力は弱まりやすい。
債券
利回りが下がると、既存の固定利付債の価格は上がりやすい。
株式
割引率低下は支え。ただし景気や利益の悪化が上回る場合も。
ゴールド
実質金利が下がる場合、金利を生まない金を支えやすい。
ニュースでこう出る
架空のニュース例「失業率上昇、労働参加の増加も背景」
よくある勘違い
求職をやめた人が増えると、雇用が改善しなくても失業率が下がることがあります。
一般的な波及経路は予測の確約ではありません。市場予想、織り込み、他国の動きによって反応は変わります。
読み解くときの注目ポイント
- 参加率
- 就業者数
- 求職期間
この統計について
BLS(米労働統計局) · 月次
発表日や方法は変更される場合があります。正確な日程は公表機関で確認してください。
一次情報を確かめる
BLS|家計調査の概念と定義定義と仕組みを学ぶための資料です。現在の金利・統計値はアプリ内に固定していません。