OIS
Overnight Index Swap
固定金利と翌日物金利の平均等を交換する契約。
これからの短期金利を、あらかじめ決めた金利と交換する約束です。
数字そのものだけでなく、市場予想との差に目を向けましょう。
一言でいうと
固定金利と翌日物金利の平均等を交換する契約。
もう少し詳しく
ある期間の固定金利と、複利計算などで積み上げた翌日物参照金利を交換する金利スワップ。対象通貨と参照金利を確認して読む。
これからの短期金利を、あらかじめ決めた金利と交換する約束です。
なぜ市場が見る?
政策金利見通しが変わるという変化は、翌日物金利の予想経路が変化、OIS固定金利が動く、会合の織り込みを推測という経路で市場の判断につながります。発表された水準だけでなく、事前の期待から何が変わったかを読むために重要です。
市場への伝わり方
一般的な経路の例- 1政策金利見通しが変わる
- 2翌日物金利の予想経路が変化
- 3OIS固定金利が動く
- 4会合の織り込みを推測
でも、必ずそうなるわけではありません。
OIS金利は将来の政策金利の確定値ではありません。プレミアムや契約条件も含みます。
事前予想、前回値と改定、織り込み、中央銀行の方針、他国との金利差を合わせて確認します。
上がったら? 下がったら?
政策や指標の水準が、事前の期待に比べて変化した場合の一般的な見方。
将来の政策金利見通しが上がる場合、短期金利に上昇圧力。
他国の金利が変わらなければ、金利差からドルを支えやすい。
割引率や調達コストの上昇が重荷。ただし利益成長が支える場合も。
実質金利が上がる場合、金利を生まない金には下押し圧力。
利回りが上がると、既存の固定利付債の価格は下がりやすい。
それぞれの市場への影響
FX・為替
他国の金利が変わらなければ、金利差からドルを支えやすい。
債券
利回りが上がると、既存の固定利付債の価格は下がりやすい。
株式
割引率や調達コストの上昇が重荷。ただし利益成長が支える場合も。
ゴールド
実質金利が上がる場合、金利を生まない金には下押し圧力。
ニュースでこう出る
架空のニュース例「OIS市場で利下げの織り込みが後退」
よくある勘違い
OIS金利は将来の政策金利の確定値ではありません。プレミアムや契約条件も含みます。
一般的な波及経路は予測の確約ではありません。市場予想、織り込み、他国の動きによって反応は変わります。
読み解くときの注目ポイント
- 通貨
- 参照金利
- 満期
- 会合日
一次情報を確かめる
New York Fed|参照金利定義と仕組みを学ぶための資料です。現在の金利・統計値はアプリ内に固定していません。