ドットプロット/ドットチャート
Dot Plot
FOMC参加者の金利見通しを点で示した図。
一人ひとりの予想を、点として並べたもの。真ん中の点だけでなく、ばらつきも見ます。
数字そのものだけでなく、市場予想との差に目を向けましょう。
一言でいうと
FOMC参加者の金利見通しを点で示した図。
もう少し詳しく
各点は各参加者が適切と考える年末などのFF金利水準を表す。匿名であり、中央値は点を順に並べた中央の値で、委員会の合意や投票結果ではない。
一人ひとりの予想を、点として並べたもの。真ん中の点だけでなく、ばらつきも見ます。
なぜ市場が見る?
ドットの分布が上方へという変化は、政策金利が高止まりする見方、市場予想との差を点検、米国債やドルが反応という経路で市場の判断につながります。発表された水準だけでなく、事前の期待から何が変わったかを読むために重要です。
市場への伝わり方
一般的な経路の例- 1ドットの分布が上方へ
- 2政策金利が高止まりする見方
- 3市場予想との差を点検
- 4米国債やドルが反応
でも、必ずそうなるわけではありません。
特定の点が誰のものかは公表されません。中央値の移動だけでは同じ人の考えの変化も特定できません。
事前予想、前回値と改定、織り込み、中央銀行の方針、他国との金利差を合わせて確認します。
中央銀行はどう考える?
ドットの分布が上方へを、物価圧力や資金調達環境の引き締まりという観点から読む場合があります。実際の政策判断は雇用や景気も含めて評価されます。
景気や雇用の弱さが重視されれば、金融緩和を求める見方が強まる場合があります。用語だけで政策の方向は決まりません。
それぞれの市場への影響
FX・為替
二国間の金利見通し、資金の移動、リスク回避を合わせて判断。
債券
政策金利の予想、期間リスク、信用力、需給に分けて読みます。
株式
将来利益と割引率の両方を通じて影響。業種によっても反応は異なります。
ゴールド
実質金利、ドル、リスク回避が別々に作用するため、一方向とは限りません。
ニュースでこう出る
架空のニュース例「ドットの中央値が前回から上昇」
よくある勘違い
特定の点が誰のものかは公表されません。中央値の移動だけでは同じ人の考えの変化も特定できません。
一般的な波及経路は予測の確約ではありません。市場予想、織り込み、他国の動きによって反応は変わります。
読み解くときの注目ポイント
- 今年・翌年・翌々年等の年末
- 長期
- 点の分散
もう一歩、深く知る。
中央値と分布は違う情報+
中央値が同じでも、点が上下に大きく分かれていれば判断の幅があります。点の人数構成の変化で中央値が動く場合もあるため、中央値だけを委員会の合意と読みません。
一次情報を確かめる
Federal Reserve|経済見通しの読み方(公表資料)定義と仕組みを学ぶための資料です。現在の金利・統計値はアプリ内に固定していません。